涙の4位入賞

 やはり、予想通りでした。
 でも、よく4位に収まったもんだ。
 ソチ入りしてからは、10位や20位でもおかしくないと思っていました。
 だって、実力なんだもん。
 テレマークが取れないんだったら競技する資格がないのと違うか?

 できるなら、オリンピック連続4位を続けてもらいたい。
 顔に似合わない美しい記録になると思うけどなぁ・・・。








 飛ぶ前から潰れていた
 http://www.nikkansports.com/sochi2014/skijump/news/p-sochi-tp0-20140213-1256871.html

 やっぱり五輪には魔物が潜んでいるのか。
 ノルディックスキーの新種目ジャンプ女子で、金メダル最有力候補として臨んだ高梨沙羅(17=クラレ)が表彰台を逃した。
 2回とも本来のジャンプにはほど遠く後半の伸びを欠いて100メートル、98・5メートルの合計243・0点で4位にとどまった。
 今季のW杯で13戦10勝、1度も表彰台を逃さなかった女王は夢の舞台で、重圧からか歯車が狂っていた。

 初代女王が決まった瞬間、高梨は勝者に拍手を送り祝福したあと、顔を手で覆って立ち尽くした。
 ライバルとしてしのぎを削ったヘンドリクソン(米国)が真っ先に駆け寄ってきた。
 旧知の田中温子(カナダ)には「頑張ったよ」と言われ抱きしめられた。
 7位の伊藤とは「また一緒に来よう」とともに涙にくれた。

 高梨らしさが影を潜めた。
 1回目に100メートルを飛び3位。
 最後の望みをつなぐ2回目も力強く飛び出す、いつものジャンプからはほど遠く、前に突っ込み失速した。
 足を前後に開いて着地するテレマークも2回とも入れられなかった。
 表彰台を逃したのは昨年2月のW杯札幌大会(5位)以来。
 「一番(力を)出さなければいけないときに出せなかった。力不足を痛感した」と表情をこわばらせた。

 「自分では平常心を保っていたつもりだった。思い通りに飛べなかったのはメンタルの弱さだと思う」。
 ソチで歯車が狂った。
 4日未明に現地入りし、8日からジャンプ練習を行ったが、助走路が滑らかなジャンプ台に苦戦した。
 その夜、「お父さんに会いたい」と不安いっぱいになった。
 現地入りしていた父寛也さん(46)に電話し、涙ながらに「自分のジャンプができない」と訴えた。
 寛也さんは「あんな沙羅を見たのは初めてだった」と言う。
 重圧は想像以上だった。

 ソチ入り後、山田コーチには「勝ちたい」と、珍しく何度も漏らすようになった。
 試合前日、3度目の公式練習後には「一番いい練習が出来た」と言いながら、スキーの金具を触り続けるなどどこか落ち着きがなかった。
 小さなミスが気になる。
 山田コーチに「少しのミスは許そう。あっという間に五輪は終わっちゃう」と諭されたが、不安をぬぐいきれなかった。

 「もっと自分の納得のいくジャンプができれば楽しかったのかな」と、楽しみにしていた五輪は苦いものとなった。
 しかし、「自分の準備不足だと思うし、まだまだ練習が足りなかった」と、強い追い風を受けたことなど言い訳がましいことは口にしなかった。
 「もっともっと強くなりたい。今回の悔しさをバネにしていいところをみせたい」と4年後の平昌(ピョンチャン)五輪での雪辱を誓った。
 五輪での借りは五輪で返す。
 新たな目標に向けて再スタートした。

 【松末守司】








 テレマークの差だった
 http://number.bunshun.jp/articles/-/785271

 スキー・ジャンプ女子の高梨沙羅は、オリンピックで4位に終わった。
 ワールドカップでは全13戦のうち実に10度優勝。
 優勝できなかった3大会でも2位2回、3位1回と、すべて表彰台に上がっている。

 この驚異的な成績は、突出した力と際立った安定感をともに兼ね備えているからにほかならない。
 今大会で金メダルを期待される選手として名前があげられるようになったのも、無理もない成績だ。
 高梨自身、世界一になることへの意欲を示してきた。

 だがオリンピックでは、金メダルはならなかった。
 そして今シーズンでは初めて、表彰台を逃すことになった。
 誰もがその実力を認める高梨が、なぜオリンピックでは表彰台にすら上がることができなかったのか。

 要因はきっと、いくつもあるだろう。
 踏み切りのタイミングは完璧だったのか、緊張はなかったのか……。

 ひとつ言えるのは、ジャンプという競技の難しさも、そこにあったということだ。
 高梨は、表彰台に上がった3選手とは異なり、ただ一人2本ともに追い風でのジャンプとなった。

 ジャンプが、気象条件が大きく影響する競技であることは昔から言われてきた。
 向かい風なら飛距離が出やすくなるし、追い風なら失速しやすくなる。
 ある意味、理不尽な競技でもある。

 そしてその不公平さをあらためようと、ルールも改正されてきた。
 風の強さに応じて、向かい風なら減点、追い風なら加点するのである。
 「ウインドファクター」と言う。

 このルールによって一見、向かい風、追い風による不公平は消えたように思える。
 だが、必ずしもそうではない。



 http://number.bunshun.jp/articles/-/785271?page=2

 高梨は、五輪で飛んだ2本ともに、テレマークを入れることができなかった。
 テレマークができないと、飛型点は下がる。
 もともと高梨は、テレマークを苦手としていた。
 ワールドカップ総合優勝を果たした昨シーズンも、世界選手権ではテレマークの優劣で2位に終わっている。

 今シーズンは開幕前から、テレマークができるように努めてきた。
 その成果は試合で確実に表れ、ワールドカップでは飛距離で劣っても優勝する大会もあった。
 そして、上記の快進撃につながった。

 だが、この日はそのテレマークが入れられなかった。
 そこには追い風が影響していた。
 高梨のジャンプは2本ともに、最後失速したというか、伸びずに落ちたような形になった。
 そのために、テレマークを入れることが難しかった。
 その詳細を、高梨はこう振り返った。

 「後ろからの風にたたかれて、落ちてしまったと思います」
 つまり、追い風によって、飛距離を伸ばしきれなかったし、テレマークを入れにくくなり、飛型点も低くなった。
 それがどれほど成績に影響を与えたか。

 1位から4位の高梨までの合計得点は、

 1位 247.4 フォクト(ドイツ)
 2位 246.2 イラシュコ(オーストリア)
 3位 245.2 マテル(フランス)
 4位 243.0 高梨(日本)

 フォクトとの点差は4.4であり、イラシュコとは3.2、マテルと2.2である。

 そして2本の合計の飛型点は、

 106点 フォクト
 103点 イラシュコ
 111点 マテル
 101点 高梨

 フォクトに5点、イラシュコには2点、マテルに10点、劣っていたのだ。



 http://number.bunshun.jp/articles/-/785271?page=3

 イラシュコは別にして、フォクト、マテルには飛型点の差がなければ負けていないことになる。
 そして高梨はワールドカップでは、108~110点といった飛型点を得ることも珍しくなかった。

 総合して考えれば、テレマークを入れられずに飛型点で劣った。
 その要因に、上位3名の選手と違い、2本ともに追い風を受けたことがあった。
 ウインドファクターではカバーしきれないマイナスの影響を被った。
 これはジャンプという競技ならではかもしれない。

 ただし高梨自身は、先の言葉にこう続けている。
 「本当に実力があれば関係はないと思うので、実力が足りなかったのだと思います」
 その言葉は、潔かった。








 報道陣激怒させた「焼き肉事件」
 http://gendai.net/articles/view/sports/146917

 今季W杯3連勝など、スキー女子ジャンプで無類の強さを誇る高梨沙羅(17)。
 そんな彼女の周辺で、「ある騒動」が起こったのが今夏のこと。
 高梨の父親や関係者から北海道のスキー担当記者らに次々と連絡が入った。

 「ちょっと上川町(高梨の実家)の方に取材に来てくれないか。内容はこっち(上川町)で話す」

 取材に関する公式リリースもなければ、内容に関しての説明も一切なし。
 これにテレビ、新聞のスキー担当記者らは「沙羅パパからの突然の連絡となれば、沙羅に何かあったはず。ケガかソチ五輪断念か、はたまた恋愛か」と色めき立ち、おのおのの取材予定をキャンセル。
 「我先に」と札幌から車で3時間以上かかる高梨の自宅近くの指定された焼き肉屋に向かった。

 現地に集まった報道陣はおよそ30人。
 北海道でこれだけの報道陣が集まるのは異例のことだ。
 そこへ、高梨の父親が登場。
 固唾(かたず)をのんで見守るメディアを前に今回の「取材内容」を明かした。
.
 「実は……、このたびウチがここの焼き肉屋を経営することになった。そこで、テレビや新聞でお店を紹介してほしいんだけど……」

 唖然とする報道陣に、高梨の父親や関係者は満面の笑みで焼き肉を振る舞い始めた。
 「沙羅のことじゃなく、自分の店の宣伝のために俺たちを呼んだのか」と憤りが募り、目の前の焼き肉にも箸が進まない。

 その後、店を出ようとした際には沙羅パパから5000円の「会費」まで取られた報道陣。
 「現場」を去る際、大半の記者の顔が怒りに満ちていたのは言うまでもない。






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